社員インタビュー

  1. HOME
  2. 採用情報
  3. 社員インタビュー

当社の社員が現在の仕事について、やりがいや魅力を感じること、今後の目標を語っています。

H.Yさん(2021年入社)

実業務を経験し、自身の成長を実感した1年

Q1. これまでどのような業務に携わってきましたか。

新入社員研修後の約半年間は、社内で先輩社員の指示のもと運輸会社様向けシステムのリプレイス業務に携わっていました。
その後、別の先輩社員が配属されているお客様先に出向し、金融会社様向けデータベース業務に携わっています。
この業務では、他の技術者が作成したSQL文が意図した動作をするか等のチェックやデータベース環境の構築等を行っています。
また、最近では業務実績を認められ、データベース間の不具合の調査や修正も任されています。

Q2. 業務に感じている魅力、やりがいを教えてください。

現在はデータベースが中心の業務に携わっていますが、私自身、学生時代にはデータベースの経験はなく、
分からないことがたくさんあったのですが、質問がしやすいアットホームなお客様環境と先輩方の親切な指導により、
段々と業務に関する知識が身に付き、作業スピードの向上や作業品質の向上に自身の成長を感じています。
また、SQLの修正作業では、自分の改修により、SQLの性能が大きく改善できた際にやりがいを感じます。
現在の業務の魅力は、SQLをチェックする際に性能改善の結果が目に見えて分かるため、達成感が得られることです。

Q3. コロナ禍での働き方について教えてください。

基本的には、テレワーク主体の業務となっています。
コロナ禍が落ち着いている時には週3~4日で出社し、対面で指導を受けながらの業務となります。

テレワーク主体の業務で感じた事は、『対面でないと理解しにくい事が多い』ということです。
例えば、分からない事で先輩方に質問をする際、対面では即時に回答をいただけますし、先輩方の様子で判断できることもあります。
ですがテレワークでは、対面では簡単なコミュニケーションが難しいと思いました。

テレワークにおいて大切だと感じたのは、『どの部分がどの様に解らないかを明確に伝える力』です。
連絡手段はチャットだけではなく通話も可能ですが、対面より意見を伝えるのが難しい分、自身が解らないことを伝える力が必要です。

Q4. 今後の目標を教えてください。

まずは先輩方の代わりになれる程の技術力を身に付けたいです。
まだ解らない事が沢山あり、先輩方に質問をする機会が多いのですが、少しずつ業務の内容や知識を学習していき、先輩方から頼られる存在になれるよう努力しています。

Q5. 就職活動をしている皆さんへのアドバイスをお願いします。

コロナ禍も落ち着いてきていますが、Web面接の機会もあると思います。
自宅で面接を受ける際は、どうしても気が抜けてしまう時があると思いますが、面接官の方は受答えだけではなく、面接態度もチェックしているので気を付けましょう。
面接の際は、緊張すると思いますが、面接官の方は普段どういう人物なのか知りたいはずですので、落ち着いて自然体で受けましょう。
また、面接形式がWebであっても対面であっても、自身の魅力を言葉で伝えることは変わらないため、自身の長所や学生時代に何を頑張ったか等を改めて分析して明確にすることも大切だと思います。
説明会や面接などこれから何度も行うと思いますが、一つ一つ丁寧にこなし、自分に合う会社を見つけてください。
就職活動も想像していたよりも大変で焦りも感じていると思いますが、諦めず頑張ってください。

H.Tさん(2016年入社)

文系であることにハンデを感じたことは一度もありません。

Q1. これまでどのような業務に携わってきましたか。

現在私は某証券会社様で主にSQLチューニングを担当するデータベース管理者(以下DBA)として働いています。
証券会社のように大規模なデータベースの管理を、1人のDBAが管理することは不可能であるため、複数のDBAで分業して管理業務にあたります。
データベースはSQL文を用いて操作するのですが、ただ動けば良いというわけではありません。SQL文の書き方によって、性能に大きな差が生まれます。
SQLのプロではないアプリケーション開発者が作成したSQL文は不適切な書き方が原因で実行時間が遅かったり余計な負荷をDBに与えてしまうことが良くあるため、
SQLを専門とする自分が必要に応じて修正し、お客様の使用する機能にSQL起因の問題が起こらないように予防することが最大の仕事です。
また上記のメインの仕事以外にもお客様からDBの構築やデータ連携ジョブの作成等DBに関連する範囲で幅広い仕事を経験させていただいています。

Q2. 業務に感じている魅力、やりがいを教えてください。

まず日々自分の知識やスキルが高まっていくことを実感できることです。
特に業務について最初の2年は1ヵ月経つごとに先月の自分では思いつけなかった改善案が、先輩の指摘なしで考えられるようになったり、より正確なチューニングを行うためにはどのような情報が必要であるかが理解できたりと、自分の成長を日々感じながら業務にあたれました。
5年目を超えると流石に最初のころのように短期間で急成長を感じることは減りますが、それでも今まで触ったことのないDB製品に触れたり思いがけないDBの動作仕様を学んだりと1年前の自分を振り返るとまだ成長を感じられます。

Q3. コロナ禍での働き方について教えてください。

IT業界はテレワーク等普及しており、私の現場でも多い方は週1日出社の方もいます。
他の現場へ出ている当社メンバも多くの方がテレワークをされています。
コロナによって世の中窮屈になってしまった部分が多いですが、業務に関してはテレワークのようなデジタル化が広まりプラスとなった面もあると思います。
テレワークは楽かつメリットも多いですが、生活習慣が乱れがちになったり、顧客から勤務の様子が見えないため、評価がシビアになる等独特の難しさもあります。

Q4. 今後の目標を教えてください。

現在の目標はサーバ面への知識をもっと身に着けることです。
現場に出て5年で先輩やお客様に恵まれてSQLに関しては、胸を張ってプロを自称できるようになりました。
ただSQL周り以外のDB関連業務を行っているとDB製品のことは理解していても、それが動いているWindows・Linuxサーバの知見が足りないと痛感することが多いです。
DBとサーバは切っても切れない関係でサーバの知見が足りないうちはDBの理解も完全にはなりえません。
今後はLPIC等のサーバ側の資格を取得したり、DBサーバ周りの仕事に積極的に志願してサーバ周りの知見を得たいと思います。

Q5. 就職活動をしている皆さんへのアドバイスをお願いします。

何かこういうことをやりたいということがはっきりある方はそれを追求していけば良いと思います。
逆に実は特に「これがやりたい!!」というのはないんだという方は一般論や世間のイメージに惑わされずに色んな仕事を検討してみて欲しいです。

実は私は文系大学在学時あまり働くことに意欲が持てず大学生時代真面目に就職活動をせず、内定なしで卒業しました。
その後バイトだけしてぶらぶらしているのは良くないと「基本情報処理技術者」の資格を取るために行った専門学校で初めてプログラミング言語やSQLに触れました。
それまで「IT系は理系の仕事」というイメージをずっと勝手に持っていたのですが、実際に触れてみるとプログラミング言語はほとんど簡単な英語で自分が苦手としていた数学周りの知識を要求されることは一切なく、結局今に至るまで文系であることにハンデを感じたことは一度もありません。
大学時代の私のように勝手な先入観で無理と思っていた仕事に可能性があるというのは非常にもったいないことだと思います。

N.Tさん(2007年入社)

経験が自分だけの力、自信になる。

Q1. これまでどのような業務に携わってきましたか。

エスイープランニングに入社後間もなくOracle関連の業務に就き、システム設計から開発、テスト、保守までと一通りの工程を経験しており、現在までDB・SQLの知識が活かせる業務を得意としています。
10年ほど前に、当社の社内カンパニー制のもと統計解析ソフトウェアおよびプログラミング言語であるSAS®のシステム開発を柱にしているBI事業部に移籍しました。
その後はクレジットカード会社でBase SASを使用した定例分析レポートの作成支援を行ない、化粧品会社ではETLツールを使用した顧客データを登録するバッチ処理、
MA製品を用いたキャンペーンDMを送信する機能の開発、プレゼント抽選用プログラムの作成などを行ないました。
また、家具小売会社では発足して間もない顧客分析を行なう部署にアサインされたため、お客様と一緒にどのような分析レポートを作成するかの検討をしながら顧客傾向分析レポートの作成支援とSASツールの使用方法についてのレクチャーを行なっていました。
現在はSASパートナー企業のもと、クラウド環境でデータ分析基盤の保守業務を支援しています。

Q2. 業務に感じている魅力、やりがいを教えてください。

私は単独でプロジェクトに参画する機会が多いため、クライアントのご要望を叶えるにはどうしたらよいかを相談し、パートナーと一緒に検討していく中で、
DBやSASの知識を活かして実現性の検討や提案で応えられた時、お客様に喜んでいただけた時などにやりがいを感じます。
様々な経験を重ねてきた分、出来ることの幅が広がり、自分自身の強みを把握できるようになったことで、誰にでもできる仕事ではなく自分だからできる仕事をしているという自信が持てるようになりました。
また業務を通して新しい知識を得る機会が多くあり、最近はクラウド環境の案件に入る機会が増えてきているため、そういったトレンドの技術についても働きながら学び、日々成長できることが魅力です。

Q3. コロナ禍での働き方について教えてください。

2020年から2022年半ばごろまでは客先常駐での業務が中心だったため、週次で検査の実施、基本的な感染対策をしながらの作業に苦労しました。
プロジェクトが移ってからはリモートワーク中心の勤務形態となったため、電車通勤でのストレスが減り、移動時間の有効活用が可能となったため、自分のペースで効率的に作業ができるようになっています。
また、Web会議が中心となったことで、勤務先の離れたお客様とも会話ベースでのやり取りがしやすくなり、メンバー間でも時間を決めての会話が可能となったことでコミュニケーションが取りやすくなりました。

Q4. 今後の目標を教えてください。

SASを中心に、データ分析関連の業務を継続していきたいです。
この仕事であれば私に任せたいとお客様に思ってもらえるよう、顧客満足度の高い成果を上げていけるように技術やコミュニケーションのスキル向上を目標としています。
SEP社内での役割としては、クライアントのご要望に応えられる体制作りもしていく必要があります。そのためにも、分析業務へ興味のある人材の確保をしてメンバーの増員、新規メンバーへのSAS教育をカンパニーメンバーで協力して進めていきたいと考えています。また、社内のSAS環境を整えていくことで、メンバーの学習に役立てていけるようにしたいです。

Q5. 就職活動をしている皆さんへのアドバイスをお願いします。

人により職場に求める条件は異なるかと思いますが、自分の本当にやりたいことは何なのかを見極め、働きやすい環境を見つけることはこの先10年、20年と働いていく際に重要となってきます。
どれだけ条件が良くてもやりがいが感じられない、環境が合わないとなると長く続かないものです。
コロナ禍以降は多くの企業でWeb選考がメインとなっていますが、直接企業に出向く必要がない分、多くの企業との面談が可能かと思いますので、自分の求める職場環境、やりたいことができる職場を探すためにも、多種多様な業界、企業を見て選択の幅を広げてください。

データウェアハウス(DWH)

意思決定やデータ分析のためのデータベース。DWHを中心とした分析支援のシステムを、業務系システムに対して情報系システムと言う

SQLチューニング

SQL文というデータベースの操作言語の性能を最大まで引き上げる仕事

Android Studio

Googleが公式に提供している、Androidアプリ開発ツール。

デバッグ

プログラムをテストしてバグと呼ばれる誤りを発見して、取り除くこと。

リプレイス

システムを新しいものに置き換えること。

SQL文

データベース(DB)に対して操作を行う言語。

DDL文

SQL文の一種。データを入れる表(テーブル)の作成・削除等を行う。

DML文

SQL文の一種。データの作成・検索等を行う。

データベース管理者

企業のデータベースの管理全般を行う仕事。

マーケティングオートメーション

興味や関心、行動が異なる顧客や見込み客に対して、属性に合わせた最適なマーケティング施策を実行するためのツールや仕組み。
ECサイトや実店舗での行動履歴など顧客データを分析し、あらかじめ設計したシナリオに基づいてメール配信やキャンペーンなど様々なチャネルを利用した施策を実行する。
さらに結果を測定し、マーケティングの効果を最大化させるといった一連の流れをツールで自動化する。

ETL

「Extract(抽出)」「Transform(変換)」「Load(書き出し)」の略語。
データウェアハウス(DWH)やビジネスインテリジェンス(BI)のシステムを構築する際に、さまざまなデータベースやシステムからデータを抽出し、扱いやすい形に加工・変換してDBに書き出す一連のプロセスを指す。
SAS製品のラインナップに、SAS Data Integration StudioというGUIからドラッグアンドドロップなどの簡易な操作とプログラムを組み合わせて一連の処理の流れを管理できるETLツールがある。